環境保護塗料エココート
環境保護塗料エココートシリーズのご案内
溶剤等を使う有機塗料に対して、当社がお勧めする「環境保護塗料エココートシリーズ」は、自然界から採取した無機質の成分を使うことで地球の環境に優しい塗料です。また、地域環境の保護と同時に有機溶剤に含まれる私たちの健康を脅かす物質は入っていませんので、「シックハウス症候群」など発症しないので安心です。今、皆さんの地域環境問題を考えてみませんか?
エココートシリーズの特徴
ガラスは自然界に多量に存在するシリコンを原料として作られる完全無機材ですが、そのままでは固まらない為、高熱を加えて処理しなければなりませんでしたが独自の技術でこのガラスを常温で硬化させる事を可能にした完全無機塗料です。
- 紫外線や酸性雨に対して強く、変質しにくい
- 年数が経っても変質がほとんど無い
- 煤煙や水垢等の汚れが付きにくく、付着しても簡単に除去できる
- 有機物質を使用していないので、自然環境や人体に優しい
地域自治体指定「景観色」対応
平成17年に施行された景観法とは、地域景観を良好するため地域自治体において基準が定めら、工作物・建造物を建築するのは、この一定の基準を保護守らなければ成りません。私たちの生活環境をより良くする為に定められた法律です。
当社のお勧めする「環境保護塗料エココートシリーズ」は、この景観色にも対応可能な色あいも設定可能です。
エココートシリーズのラインナップ
エココートNP(完全無機ガラスコーティング塗料)
完全無機塗料当社が自信を持ってお勧めする常温ガラスコーティング塗料です。
エココートSC(ハイブリット型環境保護塗料)
ガラスと樹脂の両方の特性を生かしたロングラン塗料です。
エココートファインハード
紫外線をカットに長けたクリアー仕上げ塗料です。
エコシーラー
ガラスをコンクリートに浸み込ませて、コンクリートを長く保護する改質材です。
耐候性熱交換塗料
耐候性熱交換塗料タフコートD-42
タフコートD-42は、アクリルウレタン樹脂をベースに従来の遮熱原理を用いないで、「熱交換方式」という熱エネルギーを運動エネルギーに変換させて消費する方法を取っています。屋外の蓄熱量を低下させることはもちろんのこと、下地の塗装膜を熱から守り、塗装膜の耐久性を上げる働きも期待できます。
D-42の特長
耐候性が良好です。
アクリルウレタン樹脂系等の有機系塗料は、紫外線(UV)・水(酸性雨)・熱・酸素等の影響により劣化現象が経年変化で、認められ、光沢率の低下(色あせ等)、亀裂粉化(表面に白い粉が拭く現象)が促進され問題視されることがあります。
通常のアクリルウレタン塗料(IK)の耐久性能は約10年~12年が限度とされていますがD-42熱交換塗料については、剥がれない限り維持します。
耐候性試験
試験機:スーパーキセノンウエザメーター(スガ試験機株式会社製)
- 放射照度:180w/m2
- 照射条件:1時間45分(試験環境:30℃・50%RH)
- 降雨条件:15分 (試験環境:28℃・95%RH)
- 2時間を1サイクルとし、合計2000時間評価しました。
TPの作製方法
ボンデ鋼板を脱脂(シンナー等で洗浄)し、ソーラープライマー(下塗り剤)塗り乾燥後にD-42を塗り(10%希釈品)強制乾燥(60℃・30分)して耐候促進試験用TPとしました。
照射時間(降雨含む) | 試験結果(目視・基盤目密着) |
---|---|
500時間 | 目視問題なし・100/100 |
1000時間 | 目視問題なし・100/101 |
1500時間 | 黄色等耐食あり・100/100 |
2000時間 | 僅かに表面粉化状態・微小亀裂あり |
#1 当社の促進試験の考え方は、200時間を実1年に換算しています。
#2 光沢率評価については、艶なし塗料の為評価しませんでした。
耐薬品性
- 試験方法:1週間浸漬テスト
- 評価方法:試験方法(目視)
薬品種類 | 濃 度 | 評 価 |
---|---|---|
塩 酸 | 5% | 異常なし |
苛性ソーダ | 5% | 異常なし |
硫 酸 | 5% | 異常なし |
クエン酸 | 5% | 異常なし |
トルエン | 100% | 異常なし |
ガソリン | 100% | 異常なし |
熱交換効果
試験方法
- 軽カル試験片に、エポキシ樹脂を目止め材として、D-42(グレー)を塗って、約150μmの薄膜を作成。
- 目止めした試験片をブランクにして、表面より投光器25cm離し照射して、1時間後・2時間後の表面温度を接触型表面デジタル温度計を使用して、測定した。
試験結果
★室温 22℃
試験体 | 表面温度 | 温度差 | |
---|---|---|---|
ブランク | D-42(グレー) | ||
1時間後 | 42℃ | 30℃ | △12℃ |
2時間後 | 49℃ | 34℃ | △15℃ |
3時間後 | 54℃ | 36℃ | △18℃ |
着色別「熱交換」効果
- アクリルウレタン系塗料を用いて、着色別「熱交換」を金属板を用いて確認しました。比較品として同メーカー(0-421)をブランクとして用いました※試験結果
時間・着色 | ブランク(O-421) | 白(D-42) | クリーム(D-42) | 黒(D-42) |
---|---|---|---|---|
表面温度 | 表面温度 | 表面温度 | 表面温度 | |
1時間後 | 65℃ | 36℃ | 38℃ | 42℃ |
2時間後 | 67℃ | 39℃ | 39℃ | 46℃ |